ブルース進行やドミナントセブンスコード一発のコード進行でも、マイナーコードと同じようにディミニッシュフレーズを弾く事ができます。
G7に対してなら、GdimとFdimのコードトーンによるディミニッシュフレーズを弾く事ができます。
理論的な説明をすると、G7、Gdim、Fdimの構成音はそれぞれ以下のようになります。
G7 Gdim Fdim ┌―●――――――――――――――――┬┐ ● ├―●――――♭●――――――●―――┼┤ ├―●――――♭●―――――――●――┼┤ ♭● ├―●―――――●――――――――――┼┤ ● └――――――――――――――――――┴┘
ドミナントセブンスコードに対して同一ルートのディミニッシュは、ルートはコードトーン、m3rdと♭5thはブルーノート、6th=13thはテンションになります。
イングウェイフレーズをブルース進行に使用することも出来ます。
また、全音下のディミニッシュは、m7th、M3rd、5thがコードトーン、♭9thがオルタードテンションとなりこれも使用することが可能です。
全音下のディミニッシュは、オルタードテンションが含まれているので、ブルースのX7等ドミナントモーションするところで弾くとはまると思います。
これは、コンビネーションオブディミニッシュスケールを2つのディミニッシュコードトーンに分解した解釈とも言えます。
ドミナントセブンスコード一発に使用するのであれば、同一ルートのディミニッシュコードトーンによるフレーズの方が無難です。