ハーモニックマイナーパーフェクトフィフスビロウスケールの音程と使用方法 | ギター初心者上達委員会

ハーモニックマイナーパーフェクトフィフスビロウスケールの音程と機能

ハーモニックマイナーパーフェクトフィフスビロウスケールは、ハーモニックマイナースケールの完全5度をルートとしたスケールです。


名前が長ったらしいので、HMP5↓と表現される事が多いです。


つまり、音階が5度下をルートとするハーモニックマイナースケールと全く同じになります。(Eハーモニックマイナーパーフェクトフィフスビロウスケールは、Aハーモニックマイナースケールとルートが違うだけで全く同じ音階です。)


フリジアンスケールの短3度(m3rd)をシャープさせて、長3度(M3rd)にしたスケールともいえることから、フリジアンドミナントスケールと呼ぶ人もいます。


構成音の音程はルートから見て


【半 全半 半 全 半 全 全 】の音程になります。


ハーモニックマイナーパーフェクトフィフスビロウは、中近東的、もしくはスパニッシュ的なエキゾチックなサウンドが特徴です。


第4音である完全4度(P4th)が長3度(M3rd)と半音でぶつかるため、アボイドノート(アヴォイドノート)となります。


ハーモニックマイナーパーフェクトフィフスビロウスケールの特徴は、♭9thと♭13thのオルタードテンションを含んでいることです。


Cハーモニックマイナーパーフェクトフィフスビロウスケールの音程を五線譜で表すと以下のようになります。




Cハーモニックマイナーパーフェクトフィフスビロウスケール




┌――――――――――――――――――――――――┬┐

├――――――――――――――――――――――――┼┤
                       ●
├――――――――――――――――――♭●――――┼┤
                ♭●
├―――――――――――――●――――――――――┼┤
           ●
└―――――――●――――――――――――――――┴┘
    ♭●
 ―●― ―




  ド  レ♭  ミ  ファ  ソ  ラ♭ シ♭  ド



  R  ♭9  M3 4  5 ♭13 m7  R



  └ 半 ┴全半┴ 半 ┴ 全 ┴ 半 ┴ 全 ┴ 全 ┘



ハーモニックマイナーパーフェクトフィフスビロウスケールの使い方

ハーモニックマイナーパーフェクトフィフスビロウスケールはマイナーという言葉が付きますが、長3度と短7度を含むドミナント系(メジャー系)のスケールです。


マイナーコードへドミナントモーションするX7で使用出来ます。


また、マイナーコードに対するU―X―T(ツーファイブ)のX7にも使用します。


ダイアトニックスケールモードでは、Ym7へ向かうV7で使用することが出来るということですね。


ジャズでは、マイナーツーファイブの5度に対して弾く最も一般的なスケールと言っても良いと思います。


なお、イングウェイマルムスティーンが、フリジアンを使用していると雑誌などで発言していますが、あのフリジアンとは、ダイアトニックスケールのフリジアンではなく、フリジアンドミナントスケールつまり、このハーモニックマイナースケールパーフェクトフィフスビロウの事です。


|Am―E7|というコード進行を、Aハーモニックマイナー一発で弾いていますが、このE7の所が、フリジアンドミナント=HMP5↓を使用しているといっている訳ですね。