ドリアンスケールの音程と使用方法 | ギター初心者上達委員会

ドリアンスケールの音程と機能

ドリアンスケールは、ダイアトニックスケールの2番目の音から始まるマイナー系のスケールです。


構成音の音程はルートから見て


【全 半 全 全 全 半 全】の音程になります。


ナチュラルマイナースケールの6度を半音上げるとドリアンスケールになります。


ドリアンスケールはナチュラルマイナーのような演歌臭さ(これは短6度が原因)が無くスマートなマイナー感を持っており、クールでジャジーなサウンドが特徴のスケールです。


また、ナチュラルマイナースケールのアボイドノート(アヴォイドノート)であるマイナーシックスがメジャーシックスになっている為、ドリアンスケールにはアボイドノートがありません。
※ギターの教則本によっては、このM6がアボイドノートだと書かれているものもあります。


また、このメジャーシックスが、ドリアンスケールの特徴的な音となりますので、どのようにM6を絡めてフレージングするかが肝となってきます。


Aドリアンスケールの音程を五線譜で表すと以下のようになります。




Aドリアンスケール



                    ― ―●―
                    ●
┌―――――――――――――――#●―――――――┬┐
              ●
├――――――――――●―――――――――――――┼┤
        ●
├――――●―――――――――――――――――――┼┤
  ●
├――――――――――――――――――――――――┼┤

└――――――――――――――――――――――――┴┘


  ラ  シ  ド  レ  ミ ファ# ソ  ラ



  R  9  m3  4  5  M6 m7  R



  └ 全 ┴ 半 ┴ 全 ┴ 全 ┴ 全 ┴ 半 ┴ 全 ┘



ドリアンスケールの使い方

ドリアンスケールはダイアトニックスケールの二番目の音から始まるスケールなので、
ダイアトニックコードの二番目のコード、つまりUm7に対して使用できます。


ですが、それだけではダイアトニックスケールを弾いているだけで、ドリアンスケールを弾いている気分にはなれないと思います。


主にドリアンスケールを使うのは、U―X(ツーファイブ)のUm7の部分です。


これは、T△7に解決するU―X(ツーファイブ)だけではなく、全てのコードに対するU―Xで使用出来ます。


ジャズでは、m7が出てきたら、ドリアンを使用するといっても過言ではないくらい使用しますので、覚えておきましょう。


他には、Um7―X7onU(マイナーセブンスコードから五度上のドミナントセブンス・メジャートライアド)を繰り返す(ループする)進行上で使用できます。


例)


| Am7   | D7   :||


| Am7   | D7/A :||


| Am    | D    :||


これ以外にも、HR/HM(ハードロック・ヘビーメタル)のイントロやソロパートにありがちな、Tm7(Ym7)一発のところでも使用できます。


リフにM6音を加えることで、クールな音使いのリフを作る事も出来ます。