ブルースペンタトニックスケールの音程と使用方法 | ギター初心者上達委員会

ブルースペンタトニックスケールの音程と機能

ブルースペンタトニックスケールは、5つの音から構成されるドミナント系のスケールです。


マイナーペンタトニックと全く同じ構成音を持っています。


構成音の音程はルートから見て


【全半 全 全 全半 全】の音程になります。


一般的には、マイナーペンタトニックとブルースペンタトニックは構成音が同じため、全く同じスケールとして説明される事が多いですが、ここでは使用できるアプローチの違いから別のものとして説明しています。


成り立ちとしては、メジャースケールの3度と7度を半音フラットさせ、減5度を加えたスケールをブルーススケールと呼ぶのですが、これは、ドリアンスケールに♭5thを加えたものと全く同じになります。
この、ブルーススケールの減五度を加えず、4度と7度も抜いたものがブルースペンタトニックスケールと呼ばれるようになった訳です。


ですから、メジャーペンタやマイナーペンタとは、本来全く違うスケールなのですが、マイナーペンタとイコール(=)として解説されることが多いです。


特に特徴的な音はありませんが、音を外しにくいため、ブルースや一発もののセッションで一番最初に選択するスケールではないでしょうか


アボイドノート(アヴォイドノート)は特にありませんが、短3度(m3rd)をロングトーンで使用すると、ドミナントセブンスの長3度(M3rd)とぶつかって不協和音に感じる事がありますので注意が必要です。
(理論的には、短3度はブルーノートに当たるので、使用する事は問題無いがマイナーペンタと違い短3度に解決するフレーズは弾けない。)


Aブルースペンタトニックスケールの音程を五線譜で表すと以下のようになります。




Aブルースペンタトニックスケール



                 ―
                 ●
              ●
┌―――――――――――――――――――┬┐
           ●
├―――――――●―――――――――――┼┤
     ●
├―――――――――――――――――――┼┤
  ●
├―――――――――――――――――――┼┤

└―――――――――――――――――――┴┘


  ラ  ド  レ  ミ  ソ  ラ



  R  m3  4  5  m7  R



  └全半┴ 全 ┴ 全 ┴全半┴ 全 ┘



ブルースペンタトニックスケールの使い方

ブルースペンタトニックスケールはあらゆるドミナントセブンスコードに対して使用することが可能です。


特に、スリーコードのブルース進行やドミナントセブンス一発でアドリブをとる場合、このペンタを基本にアドリブを組み立てる事が多いと思います。


ブルースペンタトニックには、付加音としては、ブルーノートである♭5thが使用できます。


また、ルート音・短3度(m3rd)・短7度(m7th)・完全五度(P5th)・減5度(♭5th)←これは付加音等をクォーターチョーキング(クオーターチョーキング)する事で、ブルージーさを表現するのも定番アプローチです。

付加音として、短3度→長3度→4度(もしくは5度)や短7度→長7度→ルートのように、連続した半音(クロマチックフレーズ)からコードトーンに解決する事で、ブルーノートを表現することも定番アプローチです。


この辺りは、クリーム時代のエリッククラプトンを聴いてもらえば非常に参考になります。クロスロードのソロパートでも使用されています。