ペダルポイント | ギター初心者上達委員会

ペダルポイントとは

ペダルポイント(Pedal Point)とは、バスが同度音を動かない状態の事を指すもので、オルガンポイント(Organ Point)とも呼ばれます。


ペダルとは、もともとピアノのサスティーンペダルから派生した言葉で、ペダルポイントは最低2小節から楽曲全体を通して使用される場合もあります。


ペダルポイント以外のコードボイシングは、楽曲の展開によって様々に進行していきます。

ペダルポイントの種類

ペダルポイント(Pedal Point)には、基本的にトニックのルートを使用する場合と、完全五度上(ドミナントセブンスのルート)を使用する場合があります。


トニックのルートを使用する事を、トニックペダルポイント(Tonic Pedal Point)、ドミナントセブンスのルートを使用する事を、ドミナントペダルポイント(Dominant Pedal Point)と言います。


また、低音部をペダルポイントとすることを、ベースペダルポイント(Bass Pedal Point)、高音部をペダルポイントとすることを、ソプラノペダルポイント(Soprano Pedal Point)と言います。


ペダルポイントは、楽曲全体を通して使用することも可能ですが、イントロやアウトロなどに部分的に使用される事が多く、それ以外としては、間奏や一時転調部などに用いられる事も多いです。


あらかじめ予定されている(譜面によって決められている)ペダルポイントもありますが、演奏者のセンスによって用いられる場合の方が多いでしょう。

コード進行に対するペダルポイント

ペダルポイントを使用する場合、コードやコード進行に制限はありませんが、ノンダイアトニックコード(ダイアトニックコード以外のコード)に対して用いる場合、ペダルポイントに用いる音が、使用できるテンションを含むコードトーンと一致していなければいけません。


つまり、ペダルトーンがコードに対してぶつかる場合、ペダルポイントは使用できないことになります。


また、上記でペダルトーンには1度か5度を使用すると書きましたが、テンションノート等を使用する場合もあります。

オスティナート(Ostinato)

オスティナート(Ostinato)とは、イタリア語で執拗なという意味を持つ言葉です。音楽理論では、同音で使用されるペダルポイントに対して、リズムのあるフレーズパターンでサウンドに変化を与える手法を言います。


ペダルポイントの変わりに、1小節や、半小節の反復フレーズを様々に展開していくコード進行上で延々と(執拗に)繰り返すことをオスティナートと言います。


ファンクやロックなどにある、ベースだけが同じパターンのフレーズを繰り返し、ギターのカッティングフレーズだけがコードに沿って変化していくアレンジや、ツインギターで、片方がコードを弾いて行き、もう片方のギターがシンプルなアルペジオ等同一フレーズを繰り返すアレンジがこのオスティナートにあたります。


このオスティナートは、ポップなメロディーの楽曲をロック的にアレンジする事も可能で、ペダルフレーズと呼ばれたりもします。