アベイラブルノートスケール | ギター初心者上達委員会

アベイラブルノートスケールとは

アベイラブルノートスケール(Abailable Note Scale)とは、アドリブ・インプロバイズによる演奏の際の方法論です。


コード(和音)に対して、使用できるテンションやアプローチノートを加えていくとスケール(音階)が出来上がり、スケールのどの音から弾き始めるかによってスケールの名前が変わってきます。


元々コード(和音)は、スケール(音階)内の音を積み上げる事から発見されたものですが、逆にコードやコード進行から、使用するスケール(音階)を導きだす考え方がこのアベイラブルノートスケールです。


アベイラブルノートスケールは、チャーチモード(教会旋法)・グレゴリアンモード等と呼ばれる考え方を基本に、ダイアトニックスケールコード以外のコードに対して使えるスケールが何であるかを覚えることで、あらゆるコード進行に対してアドリブをとることが可能になります。

アベイラブルノートスケール一覧

・メジャーコードに対するアベイラブルノートスケール


メジャーコードに対しては、基本的にイオニアン(アイオニアンスケール)かリディアンスケールを使用します。


基本はTメジャーがアイオニアンスケール、Wメジャーやダイアトニックスケールコード以外のメジャーコードにはリディアンスケールを使用するのが殆どですが、コードの構成音によりどちらを選択したほうがより調性を崩さないかというスケールの選び方があります。


また、Tメジャーに対して、上記以外のスケールを使用することも可能です。詳しくは別ページで解説します。


メジャーコードのアベイラブルノートスケール


・マイナーコードに対するアベイラブルノートスケール


マイナーコードの場合とニックマイナーコード(Tm)に対しては、三種のマイナースケールやドリアン、フリジアン、それ以外にもロクリアンやペンタトニックなどの選択肢もあります。


また、トニック以外のマイナーコードや、ダイアトニックスケールコード以外のコードには、それぞれ三種のマイナースケールやドリアン、ロクリアンといった選択肢があります。詳しくは別ページで解説します。


マイナーコードのアベイラブルノートスケール


・マイナーセブンスコードに対するアベイラブルノートスケール


マイナーセブンスには、ダイアトニックコードスケールであるドリアン、フリジアン、エオリアンのいずれかを選択する事になります。


Ymがエオリアン、Um7がドリアン、Vm7がフリジアン、それ以外のマイナーセブンスコードはドリアンが基本です。別ページにてもう少し詳しく解説します。


マイナーセブンスコードのアベイラブルノートスケール


・ドミナントセブンスコードに対するアベイラブルノートスケール


ドミナントセブンスは、X7に使用するのはミクソリディアンが基本ですが、4度下のマイナーコード・メジャーコードにドミナントモーションする場合や、それ以外のコードに進行する場合などの条件で使用できるスケールに制約が出てきます。


ドミナントセブンスコードは、様々な選択肢の中からスケールやフレーズを選ぶ事が出来ます。詳しくは別ページで解説します。


ドミナントセブンスコードのアベイラブルノートスケール


・マイナーセブンスフラットファイブコードに対するアベイラブルノートスケール


マイナーセブンスフラットファイブには、基本的にロクリアンスケールを使用しますが、特殊な条件によってオルタードドリアンスケールを使用する事もあります。


詳しい条件やスケールの使い分けについては、別ページで解説します。


マイナーセブンフラットファイブのアベイラブルノートスケール


ディミニッシュセブンスコードに対するアベイラブルノートスケール


ディミニッシュセブンスに、ディミニッシュスケールを使用する事は結構知っている方も多いと思いますが、実はオルタードスケールやロクリアンスケールを使用することも出来ます。


理論的な考え方や、詳しい説明については、別ページで解説します。


ディミニッシュセブンスコードのアベイラブルノートスケール


オーギュメントセブンスコードに対するアベイラブルノートスケール


オーギュメントセブンスには、ホールトーンスケールを使用します。ただし、次に進行するコードなどの条件によって、ドミナント系のスケールを使用することも出来る事は知らない方も多いと思います。


ドミナント系スケールを使用できる条件や、理論的な説明については別ページで解説します。


オーギュメントセブンスコードのアベイラブルノートスケール