固定ドと移動ド | ギター初心者上達委員会

固定ドと移動ド

固定ドと移動ドという言葉は聴いたことがない人もいると思いますが、これは譜面を読むときの考え方です。


固定ドは、その名の通り、ドの位置を固定して考える、つまり音程を臨時記号もすべて譜面の音程通りに読む考え方です。


キーが変わると、黒鍵と白鍵の位置が変わるピアノなどの鍵盤楽器奏者は固定ドで楽譜を読みます。


逆に、ギターなどのようにポジションを変えるだけでスケールやコードを同一運指で押さえられる楽器は、キーのルート(T度)をドとして考えることが多いです。


これを移動ドと言います。


これが、ギタリストが譜面や音感に弱く、鍵盤奏者などは譜面や音感が発達しやすい理由です。


ですが、ギターという楽器の特性上、初見演奏をする上では固定ドよりも移動ドを使用したほうが早いです。


但し、移動ドではジャズのような部分的転調が繰り返されるような曲を弾くのに限界がありますので、固定ドで譜面を読む必要があります。


逆に、移調する際はT度をドとして読む移動ドの方が、トニックやドミナント等が直ぐに解るので便利です。


どちらの読み方も一長一短ですので、状況によって使い分けられるのが良いと思います。