コード進行のボイシング | ギター初心者上達委員会

コード進行におけるボイシングとは

和音のボイシングについて説明しましたが、ボイシングはコード進行に対しても考える必要があります。


コードトーンを大きく分けるとベース音(最低音)、トップノート(最高音)、内声音(それ以外の構成音)に分けられます。


人間の耳は、一番にトップノートつまり高い音を聴き取ります。続いてベース音に耳がいきます。


コードパターンをプレイする際にも、このトップノートとベース音がどのように動き、その上で内声がどう変化していくかと言う事にも気を配る必要があります。


以下にオープンボイシングとクローズボイシングにおける良い?(音楽的な)ボイシングを紹介します。

ギターにおけるボイシング

オープンボイシングと書きましたが、要するにギターにおけるボイシングについてです。


私が学生時代に、スタジオミュージシャンとして仕事をしている方に聴いた内容です。


ギターコードのボイシングにおいて最も気を配るべきは、トップノートの音程です。


演奏しているコードから、次のコードへ移ったときのトップノートの音程は、最高で短3度以内に抑える(出来れば2度以内にする)のがベストです。


また、トップノートを固定して(ペダルポイントで)演奏するというのも良いボイシングの一つです。
但し、楽曲を通してこれをやると、トップノートが動かないため、素人の耳だとコードの進行感が薄れます。


ベース音が上昇する場合、トップノートは下降し、逆に、ベース音が下降している場合は、トップノートを上昇させるというボイシングも良いボイシングです。

鍵盤におけるボイシング

続いて、鍵盤のボイシング(クローズボイシング)についてです。


鍵盤では、音の幅と内声の動きが非常に重要だそうです。


これも、学生時代に作曲家の方に聞いた内容です。


クローズボイシングでは、転回形を利用し、五線譜上で出来るだけ音符が平行に並ぶようにするのが良いボイシングです。


つまり、弾いているコードと次に進行するコードの、トップノートとベース音の音程差を出来るだけ最小限に抑え、内声の動きでコードを変化させるのが良いボイシングと言えます。


しかし、これだけに固執せず、実際に自分の耳(人間の耳)でサウンドを確かめて、気持ち良く感じるかが最も重要なことだという事を忘れないで下さい。