リディアンスケールとドリアンスケールを同じフレーズで弾く方法 | ギター初心者上達委員会

リディアンスケールとドリアンスケールを同じフレーズで弾く方法

ギターが上達してくると、モードや音楽理論を覚えたくても頭が痛くなってしまう人も多いと思います。


そこで、少しでも楽をする為にリディアンスケールとドリアンスケールを同じフレーズで弾く方法を紹介します。


方法というと少し特殊なのかと思ってしまいがちですが、理論的に説明出来るので、決して変わった方法ではありません。


同一ダイアトニックスケール上のリディアンとドリアン(WM7とUm7)は全く同じフレーズを弾く事が出来ます。


ちなみに、WM7とUm7は、ダイアトニックコードのTM7とYm7に当てはめると平行調のコードと同じ関係になります。


例)


キーがCメジャーの平行調はAマイナーです。


CのダイアトニックコードでWM7はFM7、Um7はDm7になります。


このFM7とDm7をTM7とYm7に当てはめると、キーがFメジャーの場合平行調はDマイナーとなります。


この理論を覚えておくと非常に便利です。

リディアンスケールとドリアンスケールを同じフレーズで弾ける理由

何故リディアンスケールとドリアンスケールを同じフレーズで弾けるのかを理論的に説明します。


まずモードスケールを弾く場合、ただ音を出すのではなく、特徴音を強調して上手く使う事で、各モードスケールらしい響きが得られます。


リディアンスケールの特徴音は#11thです。これはダイアトニックスケールで言うと第Z音になります。


そして、ドリアンスケールの特徴音は13thで、これもダイアトニックスケールの第Z音です。


次に、スケールを使用するときに注意するべきアボイド(アヴォイド)ノートですが、リディアンとドリアンにはアボイド(アヴォイド)がありません。


つまり、特徴音が同一で、弾く時に気をつける音も特に無いので、全く同じフレーズを弾いても問題ないわけです。


つまりダイアトニックスケールの第Z音を使用したフレーズをWM7で弾けばリディアン、Um7で弾けばドリアンの響きになります。


そして、ギターのフレット上で平行調のポジション関係を覚えておけば、運指ポジションを動かすだけで全てのキーでリディアンスケールとドリアンスケールが弾けます。


リディアン=ドリアンで弾けますので、フレーズを自分の得意なパターンや手癖で何個か用意しておけば、色々と対応できますので覚えて置いてください。