ライトハンドタッピング | ギター初心者上達委員会

ライトハンドタッピングとは

ライトハンドタッピングは、ピッキングする手の指(一般的には、人差し指か中指)を指板に叩きつけ、音を出すテクニックです。


ライトハンド奏法、タッピング等と呼ばれます。


音的にはハンマリングとプリングとして扱われ、楽譜上では音符に対して【↓】でタッピングする音を表します。


元々は、エディーヴァンヘイレンが、アランホールズワースのレガートフレーズをコピーしていて指が届かなかったので右手を使用したことから生まれたと言われていますが、実際はアランホールズワースも右手をフィンガーボードに叩きつけて音を出す奏法を使用してました。


また、クイーンのブライアンメイや、スタジオミュージシャンとして有名だったラリーカールトン、プログレッシブロックバンドジェネシスのギタリスト、スティーブハケットも右手を使って音を出す奏法を使用していたため、この右手を叩きつけることをタッピングと呼び、エディーヴァンヘイレンのように深いディストーションサウンドでアタック音のハッキリしたロック的なフレーズを連続して繰り返す(右手をフィンガリングの延長として連続で使用する)物をライトハンド奏法と呼ぶ事が多いです。


ですが、海外のギタリストは右手を使用するフィンガリングを全てタッピングと呼び、ライトハンドという言葉は私の知る限り使っていません。日本のギタリストの中でもライトハンドとタッピングの境界線というのは曖昧で、同じものと解釈している人の方が多いと思います。


左手(方手)のみで行うフィンガリングでは指が届かないような音程の離れたフレーズをレガートに演奏する事が可能です。


ジャズギターでは右手でフレットを押さえる事をタッチと呼んだりします。

ライトハンドタッピングの方法

ライトハンドタッピングは、ハンマリング時はピッキングする手の指を音を出したいフレット上に勢い良く叩きつけるようにして音を出し、プリング時は弦に対して垂直に上、又は下方向に弦を引っ掻けるようにしながら指を離します。


ライトハンドタッピングを行う指は、ピックを摘んでいる際に余っている中指を使うギタリストもいれば、ピックを持ち替えて人差し指を使うギタリストもいます。


人差し指でタッピングするギタリストとしては、エドワードヴァンヘイレンは、ピックを親指と人差し指と中指の3本で持ち、タッピング時は人差し指を使います。ポールギルバートはラッピング時に中指と薬指を軽く握り、手のひらとの間にピックを隠すように持って人差し指でタッピングします。


ですが、指を変えたからと言って特に利点があるわけではないので、中指を使うのが一般的だと思います。

ライトハンドタッピングの種類

ライトハンドタッピングには、演奏方法によって呼び方が異なる様々なバリエーションがあります。


詳細については別ページで解説しています。


・タッピングハーモニクス(タッチハーモニクス)


弦を弾いた後、ハーモニクスポイントを右手の指の腹で軽く触れるようにし倍音を得る奏法。タッチハーモニクスとも言います。


・ボスハンズタッピング


両手をギターのネックの上から、ピアノの鍵盤を弾くように両手のタッピングだけで演奏する奏法。


・8フィンガータッピング


右手の指を1本ではなく複数使用して両手でフィンガリングするように演奏するタッピング奏法。