アーミング | ギター初心者上達委員会

アーミングとは

ストラトキャスタータイプのギターについているトレモロアームを使用して、音程を変化させたりビブラート(ヴィブラート)をかける奏法をアーミングと言います。


トレモロアームを使用することで、チョーキングとは逆に、緩やかに音程を下げる事が出来ます。


また、音程差のある激しいビブラート(ヴィブラート)をかける事も出来ます。


レスポール系のギターにはトレモロアームが付いていません。

アーミングの方法

トレモロアームによるアーミングは、アームをボディー方向に押し、ギター弦のテンションを緩める事で音程を下げます。


アームのダウン(押す動作)とリリース(戻す動作)を繰り返す事で、ビブラート(ヴィブラート)をかけたりもします。


またロック式のギターについているフロイドローズを使用することにより、アームで弦のテンションを強め音程を上げるアームアップを行うことも出来ます。


アームは、耳が良くないと音程のコントロールが難しいです。

トレモロユニットの種類

アーミングを行うトレモロユニットには大きく分けて2種類あります。


一つは、フェンダーのストラトキャスターに代表されるシンクロナイズドトレモロで、もう一つはアイバニーズ等のテクニカル系ギタリストが持つギターに代表されるフロイドローズです。


シンクロナイズドトレモロは、ブリッジがギターに固定されており、アームダウンとリリースのみ行うことが出来ます。


弦の振動が伝わりやすいので、音が太く一般的にフロイドローズよりも良い音がすると言われていますが、アームを使用した時にチューニングが狂いやすいのが難点です。


フロイドローズは、ブリッジ部分がギターのボディーに対して、フローティングと言われる浮いている状態です。


ボディーから浮いているのでアームアップ(アームで音程を上げる奏法)を使用する事が出来ます。


ロック式のトレモロユニットを使用しているので、激しいアーミングを行ってもチューニングが安定して狂いにくいのが特徴ですが、シンクロナイズドトレモロよりも音が細いと言われています。


アーミングの得意なギタリストとしては、ジェフベックやスティーブヴァイなどが挙げられます。


また、グレッチのギターに付いているトレモロユニットは、ピグスビーヴィブラートと言われ、シンクロナイズドトレモロと同じようにアームダウンしか使用できませんが、繊細で独特なビブラート(ヴィブラート)がかけられるトレモロユニットです。


グレッチによるピグスビービブラートは、ストレイキャッツのブライアンセッツァーが使用することで有名です。

アーミングによる特殊なテクニック

アーミングの特殊な奏法やテクニックを少し紹介します。


詳しい解説は別ページを設けています。


・クリケット奏法


フローティング状態のアームで行える、ギターのブリッジ部分をコツコツ叩くようにし、細かいビブラート(ヴィブラート)をかける奏法。


・アーミングによるハーモニクス


アームダウンして、弦のテンションがダルダルの状態でハーモニクスを出し、アームをリリース(アップ)させる事で、ギュイーンとうねりのある強烈な倍音を得る方法。